今日は庇についてです。

色々なデザインがありますが、住宅の外壁仕上げや使用用途によって
庇の有無が建物を長持ちさせることにつながります。
特に南側に庇があることで、日射遮蔽と日射取得が効率的にできるということもあります。
東西面については、日の当たり方が少し違いますので考え方は変わってきます。

上の写真の現場は、庇をいつもより跳ね出すことをしているために
変わった構造の掛け方をしておりますが、構造計算しつつ
積雪荷重など荷重計算、たわみなどを安全率を見て検討して部材サイズを決めて成り立っています。

建物のデザインに大きく影響する庇。
デザインだけではなく、性能にも有効な設計が出来ると
設計にも意味が出来てくると思います。