換気へのこだわり

空気を設計し、
住宅に合わせて換気をデザイン

紺野建設が大事にしている「空気を設計する」考え方

住宅には「空気を設計する」考え方が不可欠です。空気を設計しながら効果的な換気方法を検討することで、結露やカビと無縁の生活が送れます。

法律上必要な数の換気扇を取付すれば確認申請・完了検査は通ります。しかしそれでは不十分なのです。換気のプロとしてのノウハウを盛り込み、本当の意味でお客様の暮らしが豊かになるような設計をしています。

給気口・排気口の大きさ、位置、数、風向き、動力の大きさ、空気が流れる向き、暖房設備の位置、窓の位置、方角、室内形状など、考慮することはたくさんあります。換気設計のプロとして、住宅にあった換気計画をご提案させていただきます。

  • こだわり01

    パッシブ換気で、手間要らずの計画換気

    パッシブ換気は、自然の空気の流れだけで家中を換気するシステムです。温かい空気が上に上がっていく原理を利用して煙突から排気します。
    そのため、室内の高低差も必要です。

    換気だけではなくハウスダストや有害物質も外に排気されるため、パッシブ換気を取り付ける住宅は年々増えてきました。
    パッシブ換気は、住宅内の空気の流れを計算し、効果的に換気できるよう設計する技術が必要となります。設置した後の微調整も必要です。

    紺野建設ではこれまでに多くのパッシブ換気を取り付け、「空気を設計する」考え方のもと、住宅全体の換気計画を提案しています。

  • こだわり02

    建物に合わせて換気をデザインする

    パッシブ換気のほかに、第一種から第三種までの換気が定められています。家の設計段階から空気の流れも計算して換気をデザインしていきます。

    換気には基本的に第1種~第3種換気までがあります。

    第1種
    メリット:熱交換するので、換気によるエネルギーロスが少ない。
    デメリット:コストが一番かかる。
    第2種
    メリット:クリーンルームなど特殊な環境で利用できる。汚れた外気を取込みにくい。
    デメリット:結露が起きやすい。臭気がある部屋の換気が難しい。
    第3種
    メリット:湿気があるところに設置すると効率的に排出できる。コストが一番安い。
    デメリット:給気の計画をしっかりしないと過換気になり、エネルギーロスが大きい。気密性が良くないと効果を発揮しない。

    この第1種~第3種換気に追加して、紺野建設では「パッシブ換気」という換気方法を採用しています。
    パッシブ換気は、建物内外の温度差、つまり室内の暖かく軽い空気の浮力を換気の主たる動力源とする「計画自然換気」です。
    住宅内の空気の流れをコントロールして必要かつ十分な換気量を確保することが計画換気ですから、家のスキマや外壁の単純な換気口に頼った従来の「成り行き任せ」の自然換気と厳密に区別するために、パッシブ換気と呼んでいます。

    換気方法にはそれぞれメリット、デメリットがあり、例えば平屋建ての場合はパッシブ換気が効率的に動かないので、3種換気にした方が良いなど、建物によって換気を考えていく必要があります。

換気の基礎知識

断熱の基礎知識

人が一生で摂取するもので一番多いのは「室内空気」

人が一生で摂取するもののうち、一番多いのは空気です。室内空気はなんと約56%。
飲み物が8%、食べ物が7%なので、人体に室内空気が及ぼす影響はかなり大きいことがわかります。

そんな室内空気を綺麗にするために欠かせないのが換気ですが、換気をすると室内の冷暖房効果を弱めることにもなり、やみくもに換気をすればいいというわけではありません。

必要な場所に必要な換気を設置して、かつエネルギーロスを減らすこと。これが高性能住宅には求められています。

適正な湿度とは?

人体にとって適正な湿度は40~60%と言われています。 湿度が低すぎると、菌やウイルスが繫殖しやすくなり、湿度高すぎるとカビやダニの増殖の原因となります。

ただ最近ではウイルス感染の恐怖からか、部屋を加湿しすぎて結露が発生している家や、カビてしまった家もたくさんあります。カビが好む環境は温度25~30℃、湿度60~80%です。

紺野建設の家は、換気をしていれば結露やカビと無縁です。

換気の種類と配置は建物のプランやデザインによって大きく変わりますので、「空気を設計する」考えのもと換気計画を策定し、高断熱高気密住宅を作り続けています。

夏の換気のポイント

夏は、極力換気回数を増やして空気を回すようにしてください。空気がこもっているとカビの発生も増えますし、湿度の上がりすぎにも注意です。

洗濯物を干す部屋や、鉄筋コンクリートに囲まれて湿度が上がりやすい場所は、雨の日には除湿機を使うなども良いです。

最近では北海道でもエアコンが欠かせなくなってきましたが、エアコンの効率的な使用も重要です。また、室内の湿度が高い空気を、高所窓や換気で排出するのも重要になります。

冬の換気のポイント

冬のおすすめは、ズバリ高断熱高気密住宅に住むことです。

人の体感温度は、空気温度と、壁や床などからの熱の反射温度の平均と言われています。そのため、断熱性が高い家だと、壁や床などの反射温度が低くないので必要以上に室温を上げることもなくなり、結果的に室温22℃でも快適に暮らすことができます。

無駄に加湿する必要もないため、結露リスクも減ります。

寒いからと言って換気を止めて加湿をするのは、住宅内の室内空気としては最も良くない状態です。空気がよどみますからウイルス感染リスクも増えて、湿度が高いからカビやダニによるアレルギーリスクも高まります。

高断熱・高気密住宅で暖かくカビや結露と無縁の生活をお過ごしください。

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